令和5年(2023年)の新春を迎え、皆様に謹んでごあいさつ申し上げます。
コロナ禍も3年を数え、新しい生活様式や価値観が広がり、様々な変化をもたらしています。ウィズコロナ、ポストコロナ時代を見据え、新たな日常においても必要としていただけるよう、大田区伝統工芸の発展に取り組んでいく所存です。
昨年は大田区伝統工芸発展の会は、3年ぶりとなる「第二回大田区伝統工芸展」を無事に開催することができました。幸いなことにコロナ禍においても地域の経済活動は比較的活発であり、工芸展にも近隣の多くのお客さまにお越しいただきました(前回の約1.3倍)。引き続き地域の方々や大田区との連携を図り、まちの賑わいに繋がる事業を積極的に進め、伝統工芸の魅力の発信に努めてまいります。
また、昨年は当会が設立10周年を迎え、節目の年となりました。設立当初6名でスタートした会も現在会員21人となり、大田区に拠点を置く伝統工芸職人を中心に、広い分野をの多業種のクラフトマンたちが、協力しながら切磋琢磨をし、単独で工芸展を成功させるところまで成長してきました。これらの成果は、応援して下さる皆さんの関心やご協力があったからこそ積み上げることができたものです。改めて、心から感謝申し上げます。
本年も会の発展のため、また大田区の伝統工芸や手仕事をより多くの方に知っていただくため、更なる向上に積極的に取り組んでまいります。既に「第三回大田区伝統工芸展」を開催が9月に決定しており、準備を進めております。また、新規イベントの出展・参加も続々と決まっており、ポストコロナにふさわしい新しい活動を通じて、会員一同盛り上げてまいります。
新しい年が皆様にとりまして輝かしい幸多き一年となりますよう、心からお祈り申し上げます。 今後とも大田区伝統工芸発展の会をご支援いだだきますようお願い申し上げます。
大田区伝統工芸発展の会 会員一同