小学生での伝統工芸の体験授業(久原小学校)
新年度を迎え、入学・進学されたお子さんも多いことと思います。そろそろ新しい生活にも慣れてきた頃でしょうか?
大田区伝統工芸発展の会では、これまで大田区内の小学校で多くの体験授業を開催しています。お子様方の知的好奇心の活性や、地域学習の一環として貢献しています。
1月には大田区立久原小学校にて、総合学習の一貫として小学生が伝統工芸に触れる機会を提供しました。当会から7人の職人が4年生の児童たちに、自らの技を伝えました。
職人各々が作る工芸やそれに関する歴史についての説明に目を輝かせながら話しを聴き、実技では初めて触る 道具に苦戦しながら制作に取り組む様子が見られました。
<担当職人>
●カービング:小野恒夫
●漆工芸:加藤照代
●江戸表具:春原敏雄
●パーチメントクラフト:橋本今日子
●木工:松浦和美
●伊勢型紙:宮崎正明
●畳刺:柳井博
今回は午前中の短い時間でしたが、長い歴史を持つ伝統工芸の技術が大田区にあることを知り、職人とはどういう職業なのか、そしてどのようなモノを作っているのかを具体的に知ってもらうことが出来ました。