MEMERS
会員詳細
中井 慎吾
Nakai Shingo
装飾料紙
Address: 〒146-0082 東京都大田区池上3-29-16 寿屋1F
Tel: 090-4184-6186
Mail: info@inkstone-painting.com
Broadcast: シラス「なかいしんごの紙と恋のはなし」
PROFILE
プロフィール
CONTACT
Address: 〒146-0082 東京都大田区池上3-29-16 寿屋1F
Tel: 090-4184-6186
Mail: info@inkstone-painting.com
twitter(shingo_shizan_n)
twitter(Kotobukiikegami)
instagram(inkstone.noiz)
instagram(kotobuki_pourover)
facebook(shingo.nakai)
facebook(kotobukipourover)
LINE
ABOUT
墨流し
【墨流し】
墨流しは中国の流沙箋が伝わったとされますが、明確な時期は不明です。古今和歌集に墨流しを詠んだ歌があることから、9世紀頃には日本に伝わっていた事がわかります。平安期の西本願寺三十六人家集や扇面法華経冊子の墨流し料紙は、伸びやかな線が特徴であり、鎌倉期には、柾目肌のような高密度の形が増え、江戸期には山路文様のような越前墨流しが発祥します。水面に墨を滴下し自然の動きを可視化する墨流しは、その変遷を辿り新しい表現を生み出す事ができます。
【料紙】
奈良時代以降に写経等を通して中国より将来された製紙・加工の技術は、文字を書きやすくする為の実用的な加工から、平安時代後期には和歌や平仮名の文化と共に、多様な装飾技術の最盛期へと変遷を迎える。桃山文化以降には、装飾の意匠や表現も時代と共に変化し、流行の絵師達による下絵なども見られる。装飾の加工技術は、失われた技術や不明点などが多く、近代以降にも職人・研究者によって紐解かれ、現代では、書写用の紙のみならず建築装飾の分野でも広く使用される。