おなづか小学校にて体験授業開催

小学生が伝統工芸の技を体験!

12月5日に大田区内のおなづか小学校にて、総合学習の一貫として小学生が伝統工芸に触れる機会を提供しました。当会から6人の職人が5年生の生徒77人に、自らの技を伝えました。

職人各々が作る作品やそれに関する歴史についての簡単な説明に、児童の皆さんは、メモしながら熱心に耳を傾けていました。小学生も高学年になると、具体的な質問も飛び交い、理解の深さに驚きました。

 

各制作体験では、グループに分かれて希望する伝統工芸を体験しました。道具や材料の名前を聞いてはメモをとったりしながら、職人の用意した材料で制作体験もして、自分で作ったお土産を持ちかえりました。

 

<担当職人>

●カービング:小野恒夫

●漆工芸:加藤照代

●ボールペンアート:小宮里江子

●江戸表具:春原敏雄

●伊勢型紙:宮崎正明

●和竿:吉澤均

 

今回は午前中の短い時間でしたが、長い歴史を持つ伝統工芸の技術が大田区にあることを知り、職人とはどういう職業なのか、そしてどのようなモノを作っているのかを具体的に知ってもらうことが出来ました。

ここから、未来の伝統工芸の担い手が生まれるといいですね!

※大田区伝統工芸発展の会は、今回のように教育現場での出張実演を実施しております。ご依頼・ご相談は事務局・小野恒夫まで。

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