2023年 8 月 7日
一般社団法人 大田区伝統工芸発展の会
大田区の伝統工芸や手仕事の職人が勢ぞろい 実演&ワークショップイベント 「第三回大田区伝統工芸展」 9月9日、10日開催 ステージでは職人のライブイベントを両日実施
イベントWebページ https://ota-crafts.com/events/202309exhibit (8月中旬公開予定)
大田区の工芸職人が大集合!伝統工芸を間近で体感!
「第三回大田区伝統工芸展」は、大田区の伝統工芸を身近に体感していただくために開催する実演&ワークショップイベントです。9 月 9 日(土)から 10 日(日)の 2 日間、「未体験の工芸 ZONE(ゾーン)~おおたの手仕事を体感しよう!~」をテーマに、20 名の職人が各ブースに分かれて作業実演を行います。作品の特別展示と特別販売も行います。また、ワークショップブースでは、手軽に体験していただけるワークショップを開催。さらに、ステージでは、両日とも職人たちがライブイベントを開催。匠の技のライブパフォーマンスや、映像を使った工芸についての解説もあります。
イベント名称 |
「第三回大田区伝統工芸展」 |
開催期間 | 2023 年 9 月 9 日(土)から 9 月 10 日(日)10 時から 17 時 |
開催場所 | 大田区民ホール・アプリコ 小ホール・展示室
(住所:東京都大田区蒲田 5-37-3) |
会場ホームページ | https://www.ota-bunka.or.jp/facilities/aprico/access |
費用 | 入場無料
(ワークショップ・茶席参加は別途参加費が必要) |
主催 | 一般社団法人 大田区伝統工芸発展の会 |
共催 | 大田区 |
匠の技の実演
各職人ブースにて、約 20 種の工芸の作業実演を披露いたします。日本を支えてきた伝統的な匠の技と、芸術的なアートワークの魅力を間近で感じることができます。衣・住・工・楽・遊、さまざまな分野の優れた技を一堂にご覧いただけます。
例えば、彫刻刀を使い分けながら削り進んでいく佛像彫刻の実演、和裁職人による、足を使った「男仕立て」の実演や、パーチメントと呼ばれる薄い紙に棒先を押し当てて、図案を浮かび上がらせる繊細なアート作品の実演などなど、見どころ満載です。
職人が本イベントのために時間をかけて制作した作品の特別展示や、伝統工芸の技を活かした布製品や文房具などの日用品の特別販売も行います。
実演分野
伊勢型紙、漆工芸・金継、江戸表具(掛け軸・表装)、氷彫刻・カービング、篠笛制作、三味線制作、装飾料紙、畳刺(畳職人)、東京手描友禅、日本刺繍、布象嵌、佛像彫刻、木工、紋章上絵、和裁、和竿、パーチメントクラフト(紙工芸)、ボールペンアート(花文様工芸)、レーザー加工
工芸体験ワークショップ
ワークショップコーナーにて、職人指導による工芸体験プログラムをご用意しています。子供から大人まで直接工芸に触れながら、楽しくモノづくりを体験できます。小学生以上のお子様の体験が可能なプログラムもあり、ご家族で楽しんでいただけます。
ワークショップ概要&スケジュール
開催日 | 2023 年 9 月 9 日(土)9月 10 日(日)両日 (詳細スケジュールはウェブサイトで発表) |
開催場所 | 会場内ワークショップブースにて
参加費、参加人数:体験内容により異なります。(会場およびウェブサイトでご確認ください) |
参加方法 | 後日発表。ウェブサイトでご確認ください。 |
ワークショップ例
・竹で作るストラップ ・石鹸を削って作るハリネズミ ・世界の布で作る魚の貼絵 など。(一例。変更する場合があります)
第二回伝統工芸展参加者アンケートからのコメント
「こんなに素敵な物があったと初めて知るものも沢山ありました。残って欲しい、習いたいなぁ、と思いました。」
「大田区にこのような伝統工芸があるとは知りませんでした。実際に見られて良かったです。」
「ワークショップがとても楽しかった。」
「素晴らしかったです。直に色々お話を伺うことが出来て興味深かったです。」
両日ともステージでスペシャルライブイベントを開催!
ライブイベント概要&スケジュール
2023 年 9 月 9 日(土)及び 10 日(日)10 時から 16 時(各日登壇スケジュールはウェブで発表)
- 氷彫刻実演(ライブパフォーマンス)
- 表具(掛け軸の修理実演)
- 木工(テーブルの組み立て実演)
- 着物のたたみ方の実演解説
- 仏像のお姿のお話 など
(一例。変更する場合があります)
雅な和空間が登場!特設お茶席で疑似体験
大田桜台高校茶道部によるお点前が模擬披露されます。特設ブースでの立礼式となりますが、お茶の世界の魅力に触れることができます。
※両日(11 時 30 分~14 時)に 4 回開催予定。1 回 10 名。菓子がなくなり次第終了。
お茶席代が別途必要です。当日参加が可能(整理券を受け取ってください)
書家の金澤翔子さんも来場!
9 日(土)10 時より、金澤翔子さんと母泰子さんが来場。関連書籍の販売とサイン会を実施します。
※サイン会は会場にて販売中の金澤翔子関連書籍をご購入の方のみとさせていただきます。
※10 日(日)は在廊しません。書籍販売、作品展示のみ。
中野区伝統工芸保存会も出展!
「東京都伝統工芸技術保存連合会」(通称:都連)に所属する「中野区伝統工芸保存会」の工芸職人たちも、応援出展します。
中野区伝統工芸保存会から、3 名の工芸職人が出展予定。ともに伝統工芸を継承・発展する組織として、協力しています。職人同士の絆でイベント会場を盛り上げます。
一般社団法人大田区伝統工芸発展の会 について
任意団体「大田区伝統工芸発展の会」として2012年6月発足。2018年12月一般社団法人化。現在では21名の会員(正会員および準会員)が所属。東京都伝統工芸技術保存連合会所属。
東京都や大田区の各種行事やイベントに参加。また区内小学校にて総合学習の体験授業を行うなど地域活動や文化活動に力を入れています。
2018年に「大田区伝統工芸士認定制度」が創設され、区内において伝統的な手工芸技術を習得し、永年に渡り制作に従事する者に対し、大田区長より「大田区伝統工芸士認定証」が授与されています。2023年現在では11名の会員が大田区伝統工芸士として認定されています。
一方で、東京手描友禅や江戸表具など東京都産業労働局の指定による伝統工芸品目だけでなく、組合が存在しない工芸分野や、新たなクラフトアート分野にも着目し、「100年後の伝統工芸」という視点で発信しています。伝統工芸は技術保存するだけでなく、未来視点で発展・繁栄させていくために、新たな分野の職人・作家にも門戸を開いて加入していただき、積極的に支援しています。
法人概要
法人名 | 一般社団法人大田区伝統工芸発展の会 |
理事長 | 吉澤均(竿好) |
代表住所 | 〒144-0035大田区南蒲田3-15-7 竿好内 |
設立 | 2012年6月30日 |
設立目的 | 会員各位の技能及び知識の向上と会員同士の親睦を図り、社会的評価を高め、会員の社会的・経済的地位の向上を図るとともに、大田区内において技術や技を健全に発展させ、未来の後継者へ伝承貢献すること。 |
活動内容 | ① イベント活動:伝統工芸やクラフトに関する各種行事、イベントへの参加。当会主催イベントの開催。
② 教育活動:大田区内学校での体験授業への協力 ③ 情報発信・啓発:印刷物やウェブメディア・SNSを通じて、工芸や職人についての情報発信、啓蒙活動 ④ 異業種交流・親睦融和:月一回の定例会の開催 ⑤ 認定制度:「大田区伝統工芸士認定制度」の設立および、候補者推薦 |
公式ホームページ | |
所属会員数(2023年8月現在) |
21名(+名誉会員2名) |
名誉会員 |
本阿彌光洲(重要無形文化財保持者認定人間国宝・美術刀剣研磨) 金澤翔子(書道家) |
正会員(あいうえお順) |
伊東孝夫(三味線制作・三絃師)小野恒夫(氷彫刻・カービング)加藤照代(漆工芸・金継)黒川朋子(絽ざし)櫻井教司(紋章上絵)春原敏雄(江戸表具)田中康友(篠笛)中井慎吾(装飾料紙)中村恵子(日本刺繍)中山健(和裁)納富美津英(和裁)橋本今日子(紙工芸・パーチメントクラフト)早水瑞枝(布象嵌)町田久美子(東京手描友禅)松浦和美(注文家具制作・木工)宮崎正明(伊勢型紙)柳井博(畳刺)山本海老和(佛像彫刻・佛師)吉澤均(和竿)
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準会員 |
小宮里江子(ボールペンアート)白駒秀雄(プラスチック成形加工・レーザー加工) |
■プレスリリースに関するお問い合わせ先■
大田区伝統工芸発展の会 広報 納富(のうとみ)
ota.tradition@gmail.com